猫ちゃんを譲渡する際にほとんど必ず話題になるペット保険のお話。
『正直入ったらいいのか分からない・・・』
という方が多いみたいなのでブログにしてみました。
(私オーナーは損害保険募集人の資格を持っています 第00403881016号)
まず、ペット保険は必ず入らないといけないか?
という質問に対しての答えは
貯蓄があれば必ずしも入る必要はない
と僕はお答えしています。
なぜかと言うと、ペット保険はそのほとんどが掛け捨てで何も病気が無ければ無駄になる可能性もあるからです。
貯蓄が100万以上あり、猫ちゃんに何かあってもその貯蓄から出せるのであれば必ずしも加入する必要はないのです。
月々3500円の保険(人間と同じ3割負担のものとする)に入って15年生きるとしたら(猫ちゃんの平均寿命より)その保険額は約63万円。ぶっちゃけ、入る方がお得なのかどうかは医療費が100万円くらいする大きな病気をするかどうか次第です。
ただしもちろんですが、急な出費が怖い、貯蓄が心配な方はペット保険への加入をお勧めします。
とはいえ、確率の話で言うと全く病気をしないで寿命を全うする子は稀ですから、(人間でも病気したことない人なんてほとんどいないですよね)ちょこちょこ病院に行く子も多いハズ。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると1年間に3回以上動物病院にかかった子は約7割という調査もあり、アニコム損保の調査では猫(混血種1~12歳)の年間医療費は平均6万を超えるとの調査結果が出ています。
こう見ると12歳までで医療費は平均72万、3割負担なら約21万、保険料は12年で約50万ほどなので平均的には損をしないように思えますね。
さらに言えば最近は保険に簡易的な健康診断が無料でついてくるものや猫ちゃんワンちゃんが脱走して迷子になった時のペット探偵サービスが無料でついてくるもの等サービスが手厚い保険や健康だと保険料が安くなるものなどもあります。
総合して考えると
必ずしも入った方がお得とは限らないが、お得になる人の方が多い
というのが僕の感想です。
実際に当店から譲渡された子達もかなり多くの子がペット保険に加入されてるのでそう思う人も多いみたいですね。
ペット保険選びの注意点
そして、保険選びの注意点も。
皆さんに大まかに気を付けてほしいのは2点。
①保険の適用範囲
②加入時期
です。
①は入院・通院・手術のすべてに対応しているかと、猫ちゃんであれば通院が補償内容に入っているかを注意してください。
猫ちゃんは基本的に腎臓病など通院が必要な病気にかかりやすいです。保険料が安いと思って加入したら通院費には保険が適用されず保険を払っているのに保険料が下りず何十万と払うことに・・・という話もよく聞きます。
②は要約するとなるべく早めに入った方がいい。ということです。
人間でもそうですが既往症(持病など)になってからでは保険に加入できません。
先に加入しておけば・・・と後悔するくらいなら早めに加入を!
また、保険によっては期間限定で最初の〇か月保険料を〇%引きなどのサービスがある場合もあるのでうまく活用すると安く利用できるかもしれません。
以上、大まかにまとめさせて頂きました。
もし加入を検討している・相談に乗ってほしいなどございましたらお気軽にお問い合わせください!
また、僕が出勤しているときでしたら店舗で直接お問い合わせいただいても大丈夫です!
もし他にもこんな内容をブログにして欲しい、聞きたい、などございましたら是非メールなどでお聞かせください!